【読書メモ】 ゆるい起業で生きていく 17のしないことリスト

先日、個人事業主の登録を税務署で行ってきました。

今やっている副業は物販や営業代行、お悩み解決がメインです。
その他にもいろんな収入の柱が欲しいと考えています。

どのようにビジネスを展開するか迷ったときにオススメされた本を紹介します。

ゆるい起業で生きていく
~自分らしく生きるひとり起業家へ贈る17のしないことリスト~
著:川喜多敬

今回の記事の内容は下記の方にオススメな本のメモとなっています。

  • 副業をしたいけどなかなか踏み出せない方
  • いつまでも準備している方
  • 個人事業主のビジネス展開に迷っている方

気楽マインドの重要性やお客さんについての考え方がよく学べます。

タメになる部分や私が残しておきたい部分を書き起こしていますので、
同じ境遇の方にハマるかと思います。

目次を読むだけでも大事なことが分かります。

ぜひ内容も流し読みしてみてください。

目次

1.成功を目指さない

いかに成功するかではなく、いかに幸せになるかが重要である。

大事な物まで犠牲にして成し遂げても意味が無い。

妻や子供、大切な人との時間を犠牲にしてまで成功して幸せになれるか?

不幸な成功になってはならない。

せっかくのひとり起業なのだから、自分のペースで自分らしい人生を歩む。

2.準備をしすぎない

「どうなるかわからずに飛び込む選択肢」と「どうなるかわかるまで準備をする選択肢」

何とかなると信じて思い切って飛び込んでみる勇気が大切である。

「何々が出来てからやる。」だと物事が進まない。
「時が来たらやる」=一生やらない。
営業をした結果、営業が出来るようになるのである。

リスクがそこまで大きくないのに準備をしすぎるといつまでも進まない。

思い切って飛び込もう。

3.お金の不安に騙されない

お金が無くなるのが不安なのではない。

お金が無くなったら何かになるのが不安なのである。
離婚・信用・彼女と別れ話・子供が退学 等々

そこを深堀すると本当に恐れていることが出てくる。

向き合うことで存在を認識して小さくしていく。

それが起きない範囲で活動していけばいい。

4.失敗を怖がらない

失敗を恐れて行動出来ない人は「失敗=結果」だと捉えている。

「失敗=後悔」と捉えるようにする。
やらなくて後悔
全力を出さずに後悔

後悔する気持ちが残ったらそれは失敗です。

失敗をリストアップしてみよう。
それから学んだことを書き出してみよう。
過去の失敗が今の自分を作っていることが分かる。

失敗してよかった気持ちになる。

長期的にみれば失敗は存在しない。

5.自信を無理に持とうとしない

プロでも間違える。上手く行かないことがある。なので失敗しても大丈夫。

自信満々じゃなくてもいい。みんな自信満々なわけではない。

自然体でいることが大事。

自分のちからを出せるようにリラックスしながら全力でやる。

6.計画に縛られない

目標や計画に縛られすぎない。

リキみすぎると動けなくなる。
なるようになる。

完璧な計画的な山登りではなく、余裕を持った波乗りでいい。

余裕をもって進めて波に乗れば自分らしさが発揮される。

7.お客さんは探さない

買い手に出会えない人はお客さんを探している。

買い手に出会える人はお客さんを創り出している。

必要性を伝え、必要と思ってもらうことが大事。

出会った人に仕事にしたいことや魅力を伝えてみる。
必要性やメリットを少し話してみる。

商品価値を一番知っているのは自分なので、言葉にしないと価値や魅力は伝わらない。

8.資格信者にならない

資格やスキルより関係性のほうが強い。

資格に投資するより関係性に投資しよう。

9.売り込みはしない

売り込むと立場が下がる。
頼むから買ってください状態になり、値引きする展開になる。

ゆるい感じで高嶺の花感を醸し出すこと。

買わなくていいよ感が伝わると買いたくなる。

秘密をしゃべりたくなる心理

10.商品をウリにしない

期待値を上げすぎない

期待値を上げすぎるとリピートしづらい。

初回の感動は初回にしかない。
期待値未満だと印象が悪い。

期待値を下げて満足させる。
期待値を下げても買ってもらう理由を作る。

商品より自分自身をウリにする。

あなたのことが大好きなお客さんが来ると、
商品の期待値を下げても売れるようになる。

自分自身への期待値を持ってもらえるように、自己開示と自己表現をしましょう。

11.忙しくしない

時間にゆとりを持つ

時間にゆとりを持つことはとても大事な事。

1つ上のステージに上がっていくために必須の条件

スケジュールを詰め過ぎると成長はするけど進化はしない。

新しいステージへのヒントは偶然入ってくるもの
時間が無いと気付かないし、取りに行けない。

  • 誰かの誘い
  • 散歩してる時のアイデア
  • たまたま人と話して話題に出たこと

暇を作る

暇を作る上で大事な事は「余計なことはしない」

プライドや他人の目を気にしてあれこれやりがち。しなくていいことはしない。

12.安売りをしない

個人が独立して仕事をしていく上で絶対にやってはいけないこと

それは薄利多売のビジネスをすること

薄利多売は販路や人手が豊富な大企業だけがやれること

ひとり起業は厚利少売を行う。

自分の商品で高い金額をもらうことに抵抗を感じる人の対策

  • 自分が提供している商品価値をちゃんと自覚すること。
    • 自分が価値を感じないものにお金をもらうのは抵抗がかかる
  • お金をもらう「自分」にとってのメリットを認識する。
    • お金をもらうことで本気になり幸福になる。
  • 自分がお金をもらうことで生じる「相手」にとってのメリットを認識する。
    • 相手の本気度が高まっていいサービスに出来る。
    • お金を払うことで相手がどう変化するかを感じる。
  • お金をもらうことが自分と相手の関係性にメリットをもたらすことを認識する。
    • ギブ&テイクが成り立っている。
    • 与えすぎやもらいすぎは関係を破綻させる。

ギブ&テイクの重要性

相手に与えすぎて何も返ってこないと
自然と不満が溜まり、相手の顔を見たくなくなる。

逆に相手からもらいすぎて何も返さないと、
罪悪感が出てきて相手に顔を合わせづらくなる。

これを自覚すると自分のサービスに見合うお金をもらわないことはとても危ないことだとわかる。

ゆるい起業で生きていく
~自分らしく生きるひとり起業家へ贈る17のしないことリスト~
著:川喜多敬

13.スキルで人を集めない

ストーリーで自分を求めてもらう

スキルを磨くことも大事だが、ストーリーが大事。

  • 経緯
  • 苦労話
  • 初めてお金をもらった時の気持ち
  • 影響を受けた人や本の出会い
  • 世界観
  • 自分しか語れない物語

スキルをウリにするとスキルに対してお金を払う。

ストーリーを伝えるとあなたを求めてあなたにお金を払う。

スキルにお金を払うと人を幸せにしない。人にお金を払うと人を幸せにする。

14.仕事は1つに絞らない

種を蒔いてもどの種が育つかはやってみないとわからない。
なので、いろいろとやってみよう。

複業はディスニーランドである。
直球のアトラクションや変化球のアトラクションがある。
ミッキーは自分自身。

ミッキーに会いに来てもらおう。
そして様々なアトラクションを買ってもらおう。

15.まずはSNSにならない

SNSも重要だが、手始めはあなたを既に知っている身近な人がいい。

遠くにアプローチするのではなく、身近にアプローチする。

不特定多数ではなく、身近に絞ってアプローチをしていく。

16.お客さんを神様にしない

お客さんは世界を創っていく仲間

どうしたら儲かるかではなく、どんな人と仲間になりたいかを考える。
その人とどうしたら自分の商品を通じて仲間になれるかを考える。

お客様は神様ではなく、仲間だと思うこと

仲間をもっと輝かせるように応援するにはどうすればいいかを考える。

仲間づくりの感覚でビジネスをする。

17.自分1人で頑張らない

世界は半分である。

見える世界が半分、見えない部分が半分

自分が半分、他人が半分。他人の部分は自分では決められない。
なので、50%は運である。

自分が100%頑張っても50%になる。もうもう50%はゆだねるしかない。

全てが自分のせいではない。自分がどうにかできるのは半分まで。
上手く行っても驕らない。
上手く行かなくても凹まない。

まとめ

私が特に重要だと思った内容は下記です。

  • いかに成功するかではなく、いかに幸せになるかが重要である。
  • 何とかなると信じて思い切って飛び込んでみる勇気が大切である。
  • 買い手に出会える人はお客さんを創り出している。
  • 新しいステージへのヒントは偶然入ってくるもの
    • 時間が無いと気付かないし、取りに行けない。
  • 相手に与えすぎて何も返ってこないと自然と不満が溜まる。
    • 相手からもらいすぎて何も返さないと、罪悪感が出てくる。
  • お客様は神様ではなく、仲間だと思うこと
    • 仲間をもっと輝かせるように応援するにはどうすればいいかを考える。
    • 仲間づくりの感覚でビジネスをする。
  • 全てが自分のせいではない。自分がどうにかできるのは半分まで。
    • 上手く行っても驕らない。
    • 上手く行かなくても凹まない。

今後の自分の事業を進める上での心構えがまとまっていますね。

儲けるだけでなく、自分や仲間の幸せを考えた事業を進めたいと考えさせられます。

ゆるい起業で生きていく
~自分らしく生きるひとり起業家へ贈る17のしないことリスト~
著:川喜多敬

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次